2020年05月17日

生徒は思わぬところで誤解をしてしまうものです。

もう何十年も教えてきているのだが、日々学習と発見なのです。
いいえ、生徒ではなく教える側のことです。
 どうも英語の伸びが悪い生徒が一人います。
いまコロナ対策でオンラインで通常の授業を行っています。で、昨日どうしてもしっくりこない
この生徒を今日は個別補習に呼びました。(ソシアルディスタンスを取ってです。)
 そこでできない理由がひとつわかりました。どう分かったかといいますと、以下のようなやり取りからです。
私:「働くって英語で何という。」
その生徒:(真顔で)「hard」です。
 これでわかりました。その生徒は work hard と習った時、日本語は「一生懸命働く」なので
work が「一生懸命」で、hard が「働く」だと理解していたと私はわかりました。英語が普通にわかる人には
あり得ない間違えですね。その生徒は中1の時、学習した際に一生懸命考えて、このように自己流に
解釈していたのです。
 このように、生徒というのはこちらが思ってもいない方法で理解することがあります。
今まで誰もこの間違いを直してくれた教師がいなかったのですね。
 本当のことを知ったその生徒は、今日は安心した顔でさわやかに帰宅しました。
私もホッとしました。

 で、実は今の公立中学での学習方法はこの失敗にあるようなことが頻繁に起こるようなものであることを
皆さんご存じでしょうか。
 このブログで過去に何回も意見を述べたのですが、今の公立中学では単元の終わりに、ワークを生徒に配り
答え合わせを生徒がして、学校に提出する、これで終わりなんです。なぜ図間違えたかを検証・解説される流れが
学習の中に含まれていないのです。
 これは一刻も早く変えるべきだと強く思います。
苦しんでいる生徒がたくさんいるはずです。
 間違えた理解を直してあげる時間を持ってあげてください。
コロナで課題を出すだけの、提出するだけの今の学習はまさに上記の流れになってしまっています。
 コロナだからしょうがないのではなく、公教育が手を抜いている結果だと思います。
posted by 塾王 at 00:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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